フォームメールファイルは、お客様のホームページ上に、お問い合わせ受付けやアンケート受付けなどのページを設けて、そこに入力されたデータを、ご指定のメールアドレスへ送信し、さらに、CSVファイルに集計するCGIプログラムです。
(フォームメールとフォームファイルがあわさったものです) |
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こんな場面に役立ちます。 |
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お問い合わせの受付けなど |
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アンケート・リクルートの受付けなど |
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ご予約・ご注文の受付けなど |
CSVファイルはアンケートなどの累積データを集計する際に。メールはお問い合わせなどの迅速な対応をするのに役立ちます。フォームメールファイルでは、これらの機能を一度に実現することができます。 |
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参考:フォームとは?
フォームは、「形式・書式」という意味です。
決まった項目、決まった書式で内容を受付けたい場合など、フォームを使えばこれらを実現することができます。 |
全体の流れ |
01. |
どのような項目が必要かを考える。 |
02. |
外観を作る。 |
03. |
フォームメールファイルの動作を指定する。 |
04. |
サーバへアップロードして動作を確認する。うまく動けば設置完了です。 |
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まずはどのような項目が必要か、考えましょう。 |
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例えば、「お名前」「メールアドレス」「電話番号」「性別」「年齢」「コメント欄」など。この項目1つ1つがフォーム項目になります。 |
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次に、[01]で考えたフォーム項目を、ホームページファイルにします。
ホームページ作成ソフトなどを使って、ご自由に作成してください。 |
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また、その際に、フォーム項目1つ1つに、フォーム名として、英語やローマ字で名前をつけておきましょう。例えば、「お名前」を入力するような項目なら、「
NAME 」や「 ONAMAE 」なんていうのもいいでしょう。 |
例:お名前 <input type="text" size="25"
name="ONAMAE">
例:メールアドレス <input type="text" size="25" name="E-MAIL">
例:電話番号 <input type="text" size="25" name="DENWA">
例:ご感想・ご意見 <textarea rows="5" cols="20" name="COMMENT"></textarea> |
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次に、作成したフォームの先頭に、以下のHTMLタグを付け加え、フォームファイルの動作を指定します。 |
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<form method="post" action="/cgi-bin/form2mailcsv.cgi">
<input type="hidden" name="F2M_TO" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_FROM" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_SUBJECT" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_TOFILE" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_FILENAME" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_COLNAMES" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_NEXTPAGE" value="***">
<input type="hidden" name="F2M_CONFIRM" value="***">
ここに[02]を挿入
<input type ="submit" value="送信">
</form>
「 value="***" 」を置き換えます。
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項目名 |
入力値 |
F2M_TO |
送信先のメールアドレスを入力します。メールアドレスはご契約中のドメインを指定してください。
例:value="taro@ssestore.jp" |
F2M_FROM |
差出人のメールアドレスを入力します。
例:value="postmaster@ssestore.jp" |
F2M_SUBJECT |
メールの題名を入力します。
例:お問い合わせ受付け |
F2M_TOFILE |
CSVファイルへ集計をするか指定します。
集計する場合は「 YES 」、集計しない場合は「 NO 」と指定します。
value="YES" |
F2M_FILENAME |
CSVファイル名と保存場所を指定します。
例:value="formmailfile01.csv"
この例では、ログインディレクトリ(docs/)の1つ上、cgi-bin ディレクトリの中に、formmailfile01.csv というファイル名をつけ、そこに集計データを保存するように指定してます。
また、「 value="../docs/formmailfile01.csv" 」など、ログインディレクトリ(docs/)に保存する場合、そのままだと誰にでも中身が見られてしまうため、セキュリティ上よくありません。これを回避するには、新しいディレクトリを作成し、ユーザ認証を指定します。詳しくは、「ユーザ認証」をご覧ください。
ユーザ認証
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F2M_COLNAMES |
[02]で指定したフォーム項目の名前を、「,(カンマ)」区切りで入力します。(指定した順序で集計されます)
例:value="ONAMAE,E-MAIL,DENWA,COMMENT" |
F2M_NEXTPAGE |
送信後に表示させるページを指定します。
例:value="http://ssestore.jp/thanks.html" |
F2M_CONFIRM |
入力内容を確認できるページを表示します。
表示する場合は「 YES 」、表示しない場合は「 NO 」と指定します。
例:value="YES" |
↓記述例
<form method="post" action="/cgi-bin/form2mailcsv.cgi">
<input type="hidden" name="F2M_TO" value="taro@ssestore.jp">
<input type="hidden" name="F2M_FROM" value="postmaster@ssestore.jp">
<input type="hidden" name="F2M_SUBJECT" value="お問い合わせ受付け">
<input type="hidden" name="F2M_TOFILE" value="YES">
<input type="hidden" name="F2M_FILENAME" value="formmailfile01.csv">
<input type="hidden" name="F2M_COLNAMES" value="ONAMAE,E-MAIL,DENWA,COMMENT">
<input type="hidden" name="F2M_NEXTPAGE" value="http://ssestore.jp/thanks.html">
<input type="hidden" name="F2M_CONFIRM" value="YES">
お名前 <input type="text" size="25" name="ONAMAE"><br>
メールアドレス <input type="text" size="25" name="E-MAIL"><br>
電話番号 <input type="text" size="25" name="DENWA"><br>
ご感想・ご意見 <textarea rows="5" cols="20" name="COMMENT"></textarea><br>
<input type ="submit" value="送信">
</form> |
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次に、作成したホームページファイルをサーバへアップロードします。
その後、ウェブブラウザから設置したアドレス(URL)にアクセスして、動作を確認します。うまく動けば設置完了です。 また、作成したフォームを違う場所などに貼り付ければ、複数個設置することができます。 |
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フォームメールファイルから送信後、入力された方のメールアドレスへ自動的に応答文を返信することができ、より迅速な対応が実現できます。 |
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送信先メールアドレス( F2M_TO のメールアドレス)に、自動返信を設定しておきます。
自動返信については、「メールオプション設定 - 自動返信」をご覧ください。
自動返信 |
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次に、ホームページのフォームに修正を加え、保存します。
(上記[03]の例を挙げて解説します) |
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[03]の記述例
<form method="post" action="/cgi-bin/form2mailcsv.cgi">
<input type="hidden" name="F2M_TO" value="taro@ssestore.jp">
<input type="hidden" name="F2M_FROM" value="postmaster@ssestore.jp">
<input type="hidden" name="F2M_SUBJECT" value="お問い合わせ受付け">
<input type="hidden" name="F2M_TOFILE" value="YES">
<input type="hidden" name="F2M_FILENAME" value="formmailfile01.csv">
<input type="hidden" name="F2M_COLNAMES" value="ONAMAE,E-MAIL,DENWA,COMMENT">
<input type="hidden" name="F2M_NEXTPAGE" value="http://ssestore.jp/thanks.html">
<input type="hidden" name="F2M_CONFIRM" value="YES">
お名前 <input type="text" size="25" name="ONAMAE"><br>
メールアドレス <input type="text" size="25" name="E-MAIL"><br>
電話番号 <input type="text" size="25" name="DENWA"><br>
ご感想・ご意見 <textarea rows="5" cols="20" name="COMMENT"></textarea><br>
<input type ="submit" value="送信">
</form>
↓
修正した記述例
<form method="post" action="/cgi-bin/form2mailcsv.cgi">
<input type="hidden" name="F2M_TO" value="taro@ssestore.jp">
<input type="hidden" name="F2M_SUBJECT" value="お問い合わせ受付け">
<input type="hidden" name="F2M_TOFILE" value="YES">
<input type="hidden" name="F2M_FILENAME" value="formmailfile01.csv">
<input type="hidden" name="F2M_COLNAMES" value="ONAMAE,F2M_FROM,DENWA,COMMENT">
<input type="hidden" name="F2M_NEXTPAGE" value="http://ssestore.jp/thanks.html">
<input type="hidden" name="F2M_CONFIRM" value="YES">
お名前 <input type="text" size="25" name="ONAMAE"><br>
メールアドレス <input type="text" size="25" name="F2M_FROM"><br>
電話番号 <input type="text" size="25" name="DENWA"><br>
ご感想・ご意見 <textarea rows="5" cols="20" name="COMMENT"></textarea><br>
<input type ="submit" value="送信">
</form>
修正ポイント
・<input type="hidden" name="F2M_FROM" value="postmaster@ssestorejp">
を削除します。
・CSVファイルへの集計順
<input type="hidden" name="F2M_COLNAMES" value="ONAMAE,E-MAIL,DENWA,COMMENT">
から、
<input type="hidden" name="F2M_COLNAMES" value="ONAMAE,F2M_FROM,DENWA,COMMENT">
へ変更します。
・メールアドレス <input type="text" size="25" name="E-MAIL">
から、
メールアドレス <input type="text" size="25" name="F2M_FROM">
へ変更します。 |
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次に、修正したホームページファイルをサーバへアップロードします。
その後、ウェブブラウザから設置したアドレス(URL)にアクセスして、動作を確認します。うまく動けば設置完了です。 |
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