SSIスクリプトを用いた、SSIファイルの設置例です。
参考:SSIとは?
SSI = Server Side Include(サーバ サイド インクルード)の略で、主に、HTMLファイルの文中やプログラムを呼び出す際に使用されます。例えば、ファイルの最終更新時刻を自動的に表示させたり、共通のヘッダ(フッタ)を異なるHTMLファイルから呼び出したりもできます。
SSIスクリプトを扱うファイル名(拡張子)は「
.shtml
」で保存する。
アップロードは「
ASCIIモード
(テキストモード)」で行う。
↓最終更新時刻を表示する
↓HTMLファイルを埋め込む
最初に、以下のサンプルソースをそのままメモ帳やテキストエディタにコピーして、「update.shtml」というファイル名で保存します。
サンプルソース
Last Update: <!--#config timefmt="%Y/%m/%d %X" --> <!--#echo var="LAST_MODIFIED" -->
SSIスクリプトやHTMLなどの記述については、書籍や
参考サイト
などをご覧ください。
次に、SSIファイルをウェブサーバへアップロードします。
上述の
ポイント
とおり、「ASCIIモード(テキストモード)」で行います。
例:Windows「FFFTP」を使う場合
例:Macintosh「Fetch 3.03J」を使う場合
最後に、SSIファイルをアップロードしたアドレス(URL)へアクセスして確認します。
アップロードした場所にもよりますが、ログインディレクトリ(docs/)に設置した場合は、「http://お客様ドメイン名/update.shtml」でアクセスできます。
また、下の「サンプルの結果表示」と同じように、表示されるか見てみましょう。
サンプルの結果表示
Last Update: 2003/03/10 11:55:07
設置テストは以上です。
エラーが表示されうまく動かない場合は、再度、上述の
ポイント
と、SSIファイルの書き方を再確認してみましょう。
今度は、以下のサンプルソース3つ分(SSIファイル・HTMLファイル×2)を、メモ帳やテキストエディタにコピーして、それぞれの名前で保存します。
■SSIファイルのサンプルソース
ファイル名は、「body.shtml」で保存します。
<html> <body> <!--#include file="header.html" --> <br> ↑この上にHTMLファイル(header.html)を表示する。<br> <br> <b>ここは呼出元のSSIファイル</b><br> <br> ↓この下にHTMLファイル(copyright.html)を表示する。<br> <br> <!--#include virtual="/share/copyright.html" --> </body> </html>
SSIスクリプトやHTMLなどの記述については、書籍や
参考サイト
などをご覧ください。
■HTMLファイルのサンプルソース(1つめ)
ファイル名は、「header.html」で保存します。
Welcome!!<br> my HOMEPAGE<br> <br> <a href="#01">menu01</a> <a href="#02">menu02</a> <a href="#03">menu03</a><br>
■HTMLファイルのサンプルソース(2つめ)
ファイル名は、「copyright.html」で保存します。
<font color="#3333ff">Copyright(C) 1998,2003 *** Co.,Inc.</font><br>
※SSIファイルとHTMLファイルとの位置関係に気をつけましょう。
<!--#include
file
="" -->は、呼出先のHTMLファイルが、同じディレクトリ内にある場合に呼び出せます。
<!--#include
virtual
="" -->は、呼出先のHTMLファイルが、違うディレクトリにあった場合でも、絶対パスや仮想パスで呼び出せます。
次に、SSIファイルとHTMLファイルをウェブサーバへアップロードします。
上述の
ポイント
とおり、「ASCIIモード(テキストモード)」で行います。
また、アップロード先は、この設置テストに限り以下のようにしてください。
(本番用で設置される場合は、適宜、読み替えてください)
例:Windows「FFFTP」を使う場合
例:Macintosh「Fetch 3.03J」を使う場合
最後に、SSIファイルをアップロードしたアドレス(URL)へアクセスして確認します。
アップロードした場所にもよりますが、上の環境とおりに設置した場合は、「http://お客様ドメイン名/body.shtml」でアクセスできます。
また、下の「サンプルの結果表示」と同じように、表示されるか見てみましょう。
サンプルの結果表示
Welcome!!
my HOMEPAGE
menu01
menu02
menu03
↑この上にHTMLファイル(header.html)を表示する。
ここは呼出元のSSIファイル
↓この下にHTMLファイル(copyright.html)を表示する。
Copyright(C) 1998,2003 *** Co.,Inc.
設置テストは以上です。
エラーが表示されうまく動かない場合は、再度、上述の
ポイント
と、SSIファイルの書き方を再確認してみましょう。